こんにちは、ネモと申します。ニュースレターを読んでいただきどうもありがとうございます。(株)高知県浄化槽綜合センターの活動をもっと知っていただきたいという岡本社長のラブコールに応えて、今回からこのコーナーを担当させていただくことになりました。子どもの頃に家族でキャンプしたり海水浴に出かけたり楽しい思い出がいっぱいの高知に、こういった形で関わることできてとても幸せです。
私はフリーランスのライターとしてイギリスに暮らしています。そんな遠くにいる私が(株)高知県浄化槽綜合センターのお手伝いをしたいと思った理由が3つあるんです。
伝えたい、3つの理由
1つめはとても単純ですが、とにかく水が好きだからです。飲むのも泳ぐのも浴びるのも大好きで、忙しい時でも水の流れる音や雨の音を聞くとリラックスできます。水が好きすぎて先日はテムズ川に足を入れてみようとして滑って落ち、ついでに泳ぐという謎の武勇伝の持ち主です。
2つめは高知の岡本社長とイギリスの私、遠く離れた2人が不思議な巡り合わせで出会ったから。インターネットが普及した今の時代ならではですね。地元とのつながりを大切にし「人のココロも汲み取る」を会社のモットーにされているという社長の誠実なお人柄にピンときたのです。
そして3つ目は地域の環境を守る方の活動をもっと伝えたいからです。私は環境問題について書くようになってから、自分たちの生活と水環境の関係に改めて気づかされました。私たちは生活用水のことを深く考えることって普段あまりないですよね。それは水源が豊かというだけでなく、多くの方の努力によって上下水道の環境がしっかり整備されているおかげだと思うんです。
地元を守る仕事にエールを送りたい。世界には安全な飲み水が手に入らず、不衛生な水環境のせいで病気にかかる人がたくさんいます。石油より水の方が高くつく国があったり、希少資源になっている地域も世界では少なくないといいます。私たちの生活は実はとても恵まれているんですね。
浄化槽の点検や清掃、汲み取りなどの生活用水メンテナンスは、そのまま地元の環境を守ることにつながっています。「持続開発可能な汲取屋さん」として活躍される(株)高知県浄化槽綜合センターのみなさんやそのお仕事ぶり、そして各地の水事情を紹介することで会社への理解を深めるきっかけになれば嬉しいです。これからどうぞよろしくお願いいたします!